日進月歩

文章を書く練習

2018年4〜6月 観劇振り返り

◇4月◇

朝劇 西新宿 恋の遠心力

朝ごはんがいただけて劇を見られて2500円(※6月から少々値上がり)はコスパが良い。開演するとお店のシャッターが閉まるので、本当に宇宙船に乗ったみたい!45分くらいだけど、ハラハラしつつもたくさん笑って最後ちょっとほろっときて、と結構盛りだくさん。でも朝から見るのにちょうど良いくらいのボリューム。アスカもツバサもかわいいよ〜〜〜!!!!客席との距離が近くて新鮮。

リトル・エスパーティ

初メロトゲニ。死んだ人をおまじないで蘇らせるという非現実的な部分と、そこから始まるそれぞれの隠してきたことや思いという現実的な部分が、ミスマッチなのになぜかうまく共存していておもしろかった!誰かにとってはなんてことない過去の出来事でも、誰かにとっては前に進めなくなるくらいに大切だったり重たかったりして、それを尊重し合うことはできても理解し合うのはすごく難しい。最後に弟くん(名前忘れてしまった)が電話する姿を見てなんにも変わってない!!!と頭を抱えたけど、なんとなく腑に落ちたところでもある。

◇5月◇

朝劇 西新宿 恋の遠心力

5月は2回見ました。1週間の中で1番早起きが楽しみになる。日曜公演だとニチアサがリアタイできないのが唯一の難点ですが致し方なし…しかし朝劇からのヒーローショー11時回は可なので天才的な朝劇(※6月からは暫定11時開演)。職場と近かったら平日も行ってみたかったな〜日によって配役が少しずつ違うのでその違いも面白い。

焔の命

キャガプシー

今のところ2018年ナンバーワンです。結局4回見ました。感想がまとまらない。

フーリッシュゲーム

90分。暗転がなく場所や時間の移動もないながら、葬儀から抜け出してきた人たち、というちょっと特殊な空気感や、田舎特有の閉塞感のようなものが伝わってきて途中で飽きることなく見られた。ただ、テンポの良い会話が続いた分、終わりの急展開に置いて行かれてしまった。

キリグス 

前衛的だった。まず会場に入ったときの衝撃度合いでいうと観劇人生トップスリーには入りそう。なんか、人、寝てるし…。短編3つ。①は前半の女性独白が好きだったんだけど、以降、配役がそっと変わっていくのでよくわからなくなってしまった。水が何かのメタファーだったのかなと思ったんだけど、それもぴんとこなかった。②(奥さんと喧嘩して家出したら、天狗となんやかんや起こるお話)はちょっと長いかなあと思ったけど、落研の方らしく言葉のチョイスが秀逸でところどころで笑えた。③(顔みたいな形の島から出て、隣国でリズム試験を受ける話)はスクリーンとか空間をうまく使ってておもしろかったけど、世界観が謎の島から世界観が謎の国へ行くのでずっと世界観が謎だった。リズム試験がくせになる。レバニラハニトー♪

はこぶね

神さまの声が聞こえてくるようになったため、信者4人くらいの新興宗教を、なんとなく流れで始めることになったニートの青年と、彼を信じることにした人々の短いお話。特にこわいことの起きない日常系カルトマインドフルネスコメディです。

サークルの風景を見ているみたいだったな、が1番の感想。ひとつの宗教を信仰する集団とは言っても信仰の理由はそれぞれで、どのくらい本気なのか、どんな方向に本気なのかもみんな違う、そこのズレ具合がサークルあるあるで身に覚えがありすぎていたたまれなかった。あと新参の鳩山さんから漂うサークラ感。これは教祖ことタロウくんにもっとしっかりしてほしいという話だけど。確かに『特にこわい』ことは起きないのだけど、笑いが多くありつつところどころ背筋が寒くなった。部屋の中が舞台だけど会場が真っ白い空間だったのも、日常と非日常が混じっているかんじがしてよかった。最後に演者さんたちがハレ晴レユカイで踊ったんだけど、イントロで1人笑ってしまった。世代がバレるね!

MAPS 

モマを夢に注力した感じかなあ。メッセージ性はあるけど重たくなくて、気負わず見られて良かった。ただ、挫折したけどまたがんばろう!じゃなくて、騙されてたけどやっぱりみんなでやっていこうぜ!という流れなのが若干もやもやしてしまった。自分には嘘だとわかっていて夢に乗っていく度量がないのだろうな。あと、ええと、たわださんかわいいです。アザラシとピカ7のイエミツを足して2で割るとMAPSの船長になる、たぶん。純粋ゆえの狂気が強烈だった。みなみけいすけさんほぼ出ずっぱりだったのだけど、だいたいサンシャイン池崎か????というくらいハイテンションだった、そしてワ○ミの店員さん。キュウレン素面公演みたいなテンションだったんだけど、もしかしてわりと素なのか、毛利さんがああいうのを求めているのか。岩田さんのぱーふぇくといんふぉめーしょん!最高だったしイセダイさんのヤジでめちゃくちゃ笑った。

◇6月◇

髑髏城の七人 風

キャガプシーロスと突然の残業週間に耐えられずパワーを欲して岡山まで行ってきました。行って良かった〜!!!推しの地方公演を追いかけて遠征することはあったけど、地方を拠点とする劇団を観に遠征したのは初めてだったので新鮮だった。

ステアラの髑髏城は全く見てなかったのだけど、客席が回転するくらいだしさぞ豪華絢爛なセットを使っていたのだろうと思うので、小道具しかないような舞台でしっかり成立させていたのでびっくりした。捨之介と蘭兵衛の色気がすごい。ステアラの月を見た友人が「蘭丸許さない……」とうわごとのように言っていたので覚悟していたのだけど、(そもそも蘭兵衛を見に行ったところがあるとはいえ)信長を独りで死なせてしまった後悔の気持ちや哀しみが刺さって、許せないけど責めもできない苦しい心持ちだった。

希望のホシ2018

刑事ものだと思っていたけれどかなりヒューマンドラマ寄りだった。真相に若干の疑問が残ってしまったけれど、心情の描き方がとても好きだったのでトータルめちゃくちゃプラス。大人たちが隠そうとした事実に対して子どもたちが「そんなの関係ないよ」と言い切るシーンと、エルピスが子どもたちに会いに来るシーンがとても好きだった。たぶん少年社中さんのネバーランドとかが好きならこういうのも好きなんじゃないかな。緒月遠麻さんかっっっこよかった…………はあ……………

あちゃらか2

めーーーちゃくちゃ楽しかった!!!前作見てないから気付けてないこともあるんだろうけど、ストーリーついて行けないとかはなくて見やすかった。切なくなっていくのかと思ってもすぐ笑いに引っ張っていかれるのでほぼずっと笑っていて楽しかったな〜。終演後にしか販売しないクリアファイル買ってしまった。こんなふざけたグッズ久しぶりに見た(褒めてます)!劇中にはメタネタ時事ネタがたくさんあったけど、某監督みたいな嫌なタイプの時事が記憶の限りでは使われて無かったのが優しい世界だなあと思った。

DAY ZERO

オリジナルミュージカル。アメリカ映画が原作だけど現代日本にも通じるテーマだったと思うし、全員歌がうまくてそれぞれの気持ちがすごく伝わってきて、見やすくて良かった。福田さん作画が強い。内藤さんの歌声がとても自然に染みて好きだな〜。

シャンデリヤ

4つの短編。全部楽しかった!

①『ER』ダメ男(イクオ)とその彼女(コスモ)と彼の車に轢かれて身体が2つに分かれた女(カスミ×2)の三人芝居…いや、四人芝居?一言目の「僕の名前は『親の敷いたレールの上をイクオ』」で絶対好きな話だ!と思ったら本当に好きな話だった。コスモとカスミは、カスミが轢かれて真っ二つなことなど歯牙にもかけずに「(カスミ)ちょっとどうしてくれるの、髪もメイクもぐちゃぐちゃなんだけど!怒」「(コスモ)ねえ今日の動画まだ撮ってないよ!今撮ろう〜♪……ねえこの女の人だれなの!?どういう関係!?」などなど。目の前のことに夢中で周りが見えていない現代人の象徴だったのかな。コスモは動画総再生回数9兆超えの人気ユーチューバーで、録画前のおっさん全開な咳払いと、お決まりのフレーズらしき「コスモパニック〜☆」の可愛さとのギャップがすごかった。

②『輪になって踊ろう』バイトに行きたい男と、NHK受信料を払ってほしい女と、浄水器の訪問販売の女と、フリーハグの男と、「バイトに行きたい男」の隣人の女の話。意味はわからなかったけど、全員の「それっぽさ」がすごかった。フリーハグの男の持ってるスケブが「FREE HAG」って書いてAをバツで消してUに直してあったのじわじわきた。

③『ある研究者からの手紙』危険な実験をしたい博士とその助手、そして被験者4人の話。被験者たちの真面目に不真面目なところがおもしろくてずっと笑ってた。最後の博士の表情が狂気的で鳥肌ものだった。

④『コロス県自殺市呪い村四丁目』怪しい噂のある村へ行く2人の記者と、そこへ行く芸能人たちと、村人(人?)の話。誰かをネットで叩いたことがある人や、推しがネットで叩かれたことがある人に見てほしかった。心臓が痛かった。

野良の方舟

 

野良の方舟

人間たちから愛されなかった野良動物たちは、舟を造り、どこかへ行くことを決めた。方舟を造る中で動物たちは持ち主と記憶をなくした「影」に出逢い、クロと名付けて仲間となり、共に旅へ出る…、というお話。小学校で公演したものを大人向けに少し付け足して秘密基地で公演したものを観てきました。

特に信仰心があるわけではないのだけど、クロを連れて行こうとする神さまたちへ野良動物たちが言う「神さまなんて大嫌いだ」「クロは渡さない!」「神さまお願い 出て行ってよ」という叫びが印象的だった。何があったわけでもない、ただ友だちであるクロのことを愛して共にいたいと願う。その気持ちは神さまとか理屈とか、全部越えていく。一緒にいたい、ただそれだけなんだけど、愛されなかった哀しみを持つ野良動物たちだからこそ、仲間を全力で愛している姿が美しくて少し切なかった。

含みのある台詞があった野良犬のシューベルトも(あのくらい余白あるの好きだけどね)、最後には猫のペコと拳を合わせて仲間たちの輪に戻る。キャガプシーのときにツミの手を取れなかったネズミを演じたさひがしさんがシューベルトということもあって、勝手に繋げて感極まってしまった。

劇中で聞く「しょっぱいうみ」や「シンプル讃歌」は他で聞くときにも増して心に染みた。自由席なので3回で手前→中央→奥と座ったのだけど、見えなかった表情が見えたり聞こえなかった声が聞こえたりして毎回楽しかったし、特に最後は舟の中にいるような席だったのでクロの表情がよく見えて、舟を去るときの寂しいような、でも何も怖くないと言いたげな表情が切ないけれど大好きだった。終わったあとに野良動物たちがお見送りしてくれたのだけど、そのときの表情がみんな晴れやかで眩しくて、涙収まってから出ようとしたのにみんなの顔見たらまたぶわっと泣いてしまった。笑 でも野良たち\ベソよりよく泣くー!/って笑ってくれてほんとみんな好き(語彙力)

 

君といたいよ ずっといたいよ

理由はないさ 君といたいよ

 

『しょっぱいうみ』

 

キャンドルセレモニーのときには末原さんの一人語りでクロ視点の物語りも聞けて、ますます自分の中で野良の世界が宝物になった。みんなでキャンドル持ち寄ってお話聞くの、秘密基地とかキャンプとか、そういうわくわくが詰まった空間にいた頃を思い出した時間でした。また遊びに行きたいな。

 

のらーりくらりといつまでも のーーーーら!🐶😺🐤🐹

野良の秘密基地

6月24日、25日。劇団『おぼんろ』さんを始めとする役者さんたちによって『野良の方舟』という物語を紡ぐために、とある場所に造られた『野良の秘密基地』。

そこへ遊びに行ってきたので少し思い出話。野良たちに許可もらってないので写真は無いです。万が一、写真探して辿り着いた野良がいたらごめんね。というかそもそも遊ぶのに夢中で帰り際に撮ったやつくらいしかない…。

 

新宿駅から1時間〜1時間半ほど電車に揺られ、最寄りの藤野駅を出ると野良動物たちに出迎えられました。「招待状どうぞ〜ここを真っ直ぐ行ってね!」「ここ降りたら左だよ」「じゃんけんに勝ったら通してあげる!」などなど、土曜日は雨にも関わらず晴れやかで賑やかな、日曜日は暑い陽射しの中で爽やかなお出迎え。天気、足して2で割ればちょうどよかったのにな〜道案内の野良たちお疲れさまでしたありがとう!

廃墟の地下を改造して造られた基地に入るときに、日本円をノラという貨幣に交換して、ノラとしての名前をつけたらあっという間に野良動物たちの仲間入りができます。猫耳をつけて、野良猫ハルのできあがり。

基地の中にはお店が並び、巾着袋に入ったノラが動物の耳やフェイスペイント、たこ焼きやポップコーンやジュースやお酒に姿を変えていきます。地元の方のパン屋やアクセサリー屋もあって、さながら学園祭のよう(ほぼ経験したことないのでイメージですが)。野良動物たちによる歌やダンスやお芝居などのパフォーマンスタイムや、彼らと交流をすることで進められるスタンプラリー、みんなの願いごとを書くスペースや、ペコ姐さんによる占い(マジでよく当たる)まである。スタンプラリーには不思議な仕掛けもあって、完走するといたずらっこなネコやハムスターと犬のおまわりさんの攻防を見ることができて微笑ましかったし、楽器隊とは一緒にセッションしたり歌を教えてもらったりもした。カスタネットみたいな何かをみんなに合わせて叩いただけなのにみんなめちゃめちゃ褒めてくれて新入り野良はとてもご機嫌でした。1人で餅を食べていたりジュースを飲んでいたりすると「それなにー?おいしい?」と声をかけてくれたり、スタンプラリーでよくわからなくなっていると「全部集まった?なにか探してる?」と手を差し伸べてくれたりと、みんな気さくで暖かくて、末原さんが子どもたちから感銘を受けたという「そこにいたから(友だちになった)!」という言葉がここにはあるんだな〜と実感した。

こんなふうに物語以外の時間もあっという間に過ぎていく、というよりも秘密基地にいる時間のすべてが物語の一部。1日目の夜はみんなで歌を歌って、2日目の夜はキャンドルセレモニーも行われて、僅か2日間の秘密基地は閉幕。でも、月を見ればクロを思い出すし、道ばたの猫を見ればみんなを思い出す、そんな暖かい2日間でした。末原さんが「火は分けると増えていくから好き」と話していたけど、物語も同じで話せば話しただけ増えていくし、それぞれのものにもなっていくから素敵だなあ、と蝋燭の光の中でクロの物語を聞きながら思った。

子どものときにこんな場所があったらな、と思ったけど、きっと子どものときは至るところが秘密基地だったから、大人になった今こそあの場所が輝いたんだろうな。またどこかの秘密基地で、それ以外の場所でも、みんなに会えますように。

 

物語『野良の方舟』の感想は、またあとで。

 

キャガプシー ネズミのこと

http://www.obonro-web.com/15

 

この数日後に2回目のキャガプシーを見てからずっと、ネズミのことを考えている。自分はネズミに対しての想いを発するときにいつも『好き』と言っていたけれど、違うなとも思ったので、まとまらなさそうだけど文字にしてみる。

 

ネズミは、自分が幸せになることを諦めながらもどこかでは諦めたくないと思い、しかしその思いと向き合うことから逃げていたのかな、と思った。

汚れたような茶色の服を身に纏い、「色なんてどうでもいいだろ」と言い、世界を「どんよりとしていて憂鬱になる」と表現しながらも、ネズミが色をつけたウナサレは様々な色を持っていた。ツミと出会ったときに「色なんて、なくてもいいだろ」と言い、「依頼主(ツミ)はどのみち色なんてわかりゃしない」とも言っていたネズミがしかしそうしていたのは、ツミの言う「色は心」を信じたいと思っていたからなのか。自分のためにとは色をつけられないけれど、最後に絵の具の缶に顔をくっつけていたように、いつも色を確かめながら、ウナサレやその他のキャガプシーたちに想いを託すように色を塗っていたのだろうか。ツミが「いっとう好き」と言った水色を最後、自らに塗り「世界は綺麗だ」と言ったのは、ウナサレと向き合ったことで自分の気持ちとようやく向き合うことができたから、自分のために行動してみようと、世界は綺麗だと信じてみようと思ったのか。

ネズミは、怒りを力にして、穢れをなくして世界を変えることで救われたいと思っていたけれど、ネズミの本当の部分であるウナサレは、愛を力にして、自らが変わることで世界を変えたいと言い、ツミやトラワレを確実に変えた。トラワレが、10年共に居たネズミとは最後に道を別れてしまうけれど、「ネズミの本当の部分」でもあるウナサレとは心を通わせることができたのは、希望もあるけれどとても切ないことだったなと思う。

 

考えれば考えるほどネズミに対する感情が何なのかわからなくなっていく、ということがわかった。また考えたら追記なり編集なりする、かも。

劇場雑感

自分用メモ。随時追記していきます。

0527 BUoY 追記

0601 紀伊国屋ホール 追記

0603 おかやま未来ホール 追記

0616 花のこと 編集

0628 DDD青山クロスシアター 追記

    高田馬場ラビネスト 追記

 

都内

■AiiA 2.5 Theater Tokyo

(キャパ︰830 最寄り駅︰渋谷駅、原宿駅明治神宮前駅

ハードルを地底まで下げて行ったのでそんなに無理だとは思わなかったかな。よさこいやってなかったのもあるかもですが。交通の便は良いし渋谷からなら途中にお店もたくさん。駅からは少し歩くけど、同じ公演を見るであろう人がたくさん歩いているので迷子にはならないと思う。後列でも人の頭あんまり気にならなかったし、椅子も言うほど無理じゃなかった。前列サイドはしんどそうだけど。横の壁の安っぽさは謎だったけど気にしたら負けだと思った。

■あうるすぽっと

(キャパ︰301 最寄り駅︰東池袋駅

池袋駅からだとそこそこ歩く。東池袋駅からだと即だけど絶対雨は避けられない仕様。1階からはエレベーター横の階段も使えて、混み具合によってはその方が早かったりもする、が階段がわりと長い。ロビーが広くてカフェもある。通路より前しか入ったことないけど、段差しっかりあるしどこでも見やすいんじゃないでしょうか。椅子も特に文句はないかな。サンシャインシティまで行っても行かなくても飲食店はいくつかある。スタンド花置き放題なのでロビーが花の展覧会みたいになったりする。入り口の関係で高さ制限されたけど普通のスタンド花なら問題ないはず。

■(青山円形劇場

(キャパ︰〜376 最寄り駅︰渋谷駅、表参道駅

あまり覚えていない。円形なだけあって最後列でもそれなりに近かった気がする。交通の便を考えると渋谷から行く人が多そうだけど表参道からだと坂がなくて楽ちん。あの辺りいまどうなってるんだろう。

※青山クロスシアターに行くときに通ったけど、まだあるんじゃん!使えばいいのに…とりあえず越岡さん青山劇場買って!

赤坂ACTシアター

(キャパ︰1324 最寄り駅︰赤坂駅

広くて客席に入った瞬間に、舞台観に来た〜!って感じがする。1階は中列くらいまでしか入ったことないけどサイドも見えやすかったし椅子も座り心地いいと思う。2階は遠い。カウンターでお酒も飲める。ただ物販コーナーが狭くて劇場内外に階段が多い。ガチャだけ外にあった公演もありましたね…。ロビーにお花がずらっと並んでいると壮観。

■赤坂RED/THEATRE

(キャパ︰173 最寄り駅︰赤坂見附駅

横幅が狭いのでサイドでも見辛くはないんじゃなかろうか。2列目以外は段差も大きいので人の頭もさほど気にならないはず。物販コーナーから座席までの道が狭くて逆流してくる人とかいるとすぐ滞るので、開場直後開演直前終演直後のお手洗いは注意かな。周りに飲食店もたくさんあるので暇つぶしには困らないと思う。

■EXシアター六本木

(キャパ︰920 最寄り駅︰六本木駅

EXって劇場にもなるんだな。整理番号じゃないと悠々とコインロッカー使えるから遠征民に優しい。音は悪くないと思うけどB1まじで遠い、最前でもフロアの最後列より遠いからな…。飲食カウンターあるんだっけ?使ったことないけど。マチソワ間のおたくだいたいマックにいるので別のところを開拓したい。

■恵比寿 エコー劇場

(キャパ︰130 最寄り駅︰恵比寿駅)

駅から10分弱くらい、2回くらいしか曲がらなくていいので迷わず行けると思う。左右の椅子が近いので標準体型であってもおじさんに挟まれるとなかなかの圧だし、椅子が連結してるから誰かが動くとがたがたする。音響いまいちなので大音量が流れると劇場壊れるのではとびびる。ロビーもなかなか狭く、さらにトイレが劇狭、1.5個分のスペースに無理やり2個作ってしまった感がある。使わなかったけどコインロッカーもあった。周辺の飲食店はわからないけど、駅前にアトレがあります。

■OFF・OFFシアター

(キャパ︰80〜90 最寄り駅︰下北沢駅

駅からかなり近い。椅子で腰が死ぬけどしゃーなし。座布団つけてくれる心遣いに感謝。段差はしっかりしてるので後ろでも見やすそう。駅前劇場と隣なので入り口注意。たいてい自由席なのかな?埋まってくるとスタッフさんが案内してくれていた。周辺には飲食店がたくさん。アレンジ花くらいなら受け付けてくれそう。

紀伊国屋ホール

(キャパ︰418 最寄り駅︰新宿駅新宿三丁目駅

新宿駅からすぐだから交通の便もいいし、紀伊国屋の中にあるから時間つぶすにもいい。新宿三丁目駅からだとB7から出る(#メモ)。劇場内に自販機あるから飲み物には困らない。あとフライヤーいっぱいあってすき!でも座席の傾斜少ないし背もたれ倒れすぎてて、最初座ったとき椅子と背もたれの間に落ちた。スタンド花も置けるけどあまり広くないのと電気が黄色っぽいから工夫が必要そう。

■銀河劇場

(キャパ︰746 最寄り駅︰天王洲アイル駅

遠い。けどモノレールに乗り換えるときとか、もぎったあとにふかふかの階段を登るときの非日常感が好き。公演後にバーのお酒飲みながら手紙書くのが楽しかった。1階の段差はあまりない気がするので後列よりは2階前列とかのがよさそう。見切れの3階はかなり横だけど思っていたほどは見切れなかったし安いし、推しが出てないけど興味あるくらいならいいと思う。いや、殺陣多いとだめかも、わからん…。建物内と道路渡った先に飲食店がいくつか。日曜は休みだったり夕方だけ閉めてたりするところもわりとあったので、マチソワ勢が多いと大変そう。隣の品川シーサイド駅まで行くとか、数人で行くならタクシーで品川まで出るのもありかも。少し歩くけどT.H.HARBORは居心地が良かった。スタンド花は劇場の外。通行人にも見られる。

■GLASS DANCE 新宿

(キャパ︰〜90 最寄り駅︰新宿駅西新宿駅

劇場というか朝劇の会場で、普通のおしゃれなラウンジ&バー。90って書いたけどカウンター座れないしテーブルも使ってないのあるから朝劇は40前後?カウンターに背を向ける席だと体捻らなきゃいけないけど見えないことはさほどないと思う。パンふわふわで美味しいし食事の量もちょうどいい。

■国際フォーラム ホールC

(キャパ︰1502 最寄り駅︰有楽町駅)

もぎってからが長い。何回か行ったけどあんまり記憶ないな…。段差はそんなにないけど後ろでも見やすいし椅子も悪くないです。周辺に時間潰せる場所はたくさんある。花出せるけど隔離されている感じ。

サンシャイン劇場

(キャパ︰816 最寄り駅︰東池袋駅

動線が悪いのか、ロビーが狭い気がする。もう少し手前でもぎってもいいのに…。通路後ろからの段差が大きいので後ろは遠いけど見やすそう。しかしそのため2階への階段が永遠なので気を付けてください。3階か4階まで行くんじゃないかと思った。音響悪くないか?サイドだったときびっくりした気がする。花は出してるの見たことないな。

■シアタークリエ

(キャパ︰600 最寄り駅︰日比谷駅、有楽町駅)

縦に長めなので後ろは遠いけどその分サイドでもわりと見やすい。ロビーで飲食物が売っている。チケットもぎってからエレベーターに乗るけど階段もあります。椅子も音も良いと思う、日比谷クオリティ。

■シアターサンモール

(キャパ︰294 最寄り駅︰新宿御苑前駅

地下だし電波ないので取引するの大変そうだしぼっちもしんどい。椅子連結してるので横でごそごそやられると最悪。A〜H列が平らなのでD列辺りからは通路横とかじゃないとしんどい。そのくせ通路後ろの傾斜がすごい。当日券めちゃくちゃ入れるらしい。自分では当日券で入ったことないけど、座布団とかひいて座ってる人もいた。花出せますが、数が多いと外に出される。電飾つけてるのよく見たな…。

■シアターGロッソ

(キャパ︰768 最寄り駅︰水道橋駅後楽園駅春日駅

ヒーローショーでしか行ったことない。ちなみに素面じゃなければ当日券でもC列とか入れたりするよ(ダイマ)!ちびっこに配慮してか傾斜がきついので、後ろでも見えやすいとは思う、めちゃめちゃ高くて遠いけど。ドームとTDCとプリズムホールのイベントと被るとフードコートが地獄なので、歩くのが苦じゃなければ水道橋駅の向こうとか行った方がいいかも。

■シアター1010

(キャパ︰710 最寄り駅︰北千住駅

アクセス悪すぎでは。エレベーター来ないと詰むので移動はお早めに。もぎる手前のフロアが広いのでぎりぎりまで外にいる人が多かった印象。あまり記憶がないのでまた行ったら追記します。

新国立劇場 小劇場

(キャパ︰358~468 最寄り駅︰初台駅

初台駅と劇場はくっついてるけど、新宿駅京王新線新宿駅とくっついてないから注意してください(暴論)。こじんまりしていて見やすかった。サイドのちょっと上(?)にそこ座席表記どうなってるの?!って感じの座席があった気がする。

新国立劇場 中劇場

(キャパ︰796~1038 最寄り駅︰初台駅

きれいな扇形だな〜と思った記憶。数回しか行ってないけどなぜか全部中列サイドだったので見え方についてまともな感想はありません。扇形なのでサイドでも楽に観られた。椅子はわりと好きでした。

■新宿村LIVE

(キャパ︰225 最寄り駅︰大久保駅新大久保駅

最寄り駅が最寄っていないので、複数人で行くならタクシーに乗りましょう。そして建物入り口から劇場入り口への階段で永遠を感じるので時間に余裕を持っていきましょう。ロビーは狭い。行ったときは物販列にトイレがかき消されていたし、ランブロだけ客席内で売っていた。

新橋演舞場

(キャパ︰1428 最寄り駅︰東銀座駅築地市場駅

1階はあまり傾斜なかった気もするけど舞台が高いので見えないことはない、後列はわからないけど。2階左扉はまじで花道が見えないのでテレビがある。売店が楽しいし開演前に予約すると幕間でご飯も食べられる。1回は桟敷席に座ってみたい。

■(Zepp ブルーシアター六本木)

(キャパ︰900 最寄り駅︰六本木駅麻布十番駅

悪名高きブルーシアター。駅から遠いし敷地の入り口から建物の入り口までも遠いのにロビーはさして広くもないし、劇場までの坂はすごいのに座席の傾斜は少ないし、なんかどこ座っても見辛いしここでやる演目で楽以外埋まってるの見たことないしなんだったんだ…!?あとわたし椅子無理だって思うことほとんどないんだけどここのは無理だった。サイドの椅子の向きが悪かったのか、腰が死んだ。カウンターで売ってるパンは美味しかった。

高田馬場ラビネスト

(キャパ︰70〜100 最寄り駅︰高田馬場駅西早稲田駅面影橋駅)

本当に100人とか入るのだろうか。ひっそり奥まったところにあって、1回通り過ぎてしまった。中はオフオフシアターとかと似てるかなあ。

■帝国劇場

(キャパ︰1897 最寄り駅︰有楽町駅、日比谷駅

言わずと知れた帝国劇場。前にでかい人が座るとげっそりするけど椅子は補助席までふかふか。幕間は永遠に桔梗信玄餅アイスを食べている。ジャニーズの舞台だと正気を疑うところまでS席13000円(まず1階は全てS席)だけど、それ以外の作品では2階に4000円で見れるB席とかもあって意外と手軽に行ける。

■DDD青山クロスシアター

(キャパ︰180 最寄り駅︰渋谷駅、表参道駅

 高級なシアターサンモール。椅子は高そうだけどFかG列辺りまで段差がなくて、役者が椅子に座るともうだいぶ無理。電波はあるけどロビーに座るところがないので、仕事終わりの平日ソワレ前の軽食は劇場に着く前か外の花壇みたいな場所に座って済ませたほうが無難かも。

東京芸術劇場 シアターウエス

(キャパ︰270 最寄り駅︰池袋駅

駅直結だから好き。もぎる手前は微妙にフリーWi-Fiが飛んでいた気がする。椅子は簡易っぽかった気がするけどしんどくはなかった。横の隔離された席が気になる。

日生劇場

(キャパ︰1330 最寄り駅︰日比谷駅

ここも階段ふっかふかでだいすき!天井は見ているとなんか不安な気持ちになる。傾斜は結構緩くて後列でもそんなに高くない、けど見えないと思ったこともあまりない気がする。何度か行ってるけど椅子の記憶がない。シャンテとかその辺でご飯食べられる。

博品館劇場

(キャパ︰381 最寄り駅︰新橋駅)

縦に長い。立ち見もあるけど招待分が余ったのか開演直前に座らせてくれた。もちろんそのときによりけりでしょうが。ロビーの雰囲気がレトロ。階段でも上がっていけるけど遠いし、真ん中の螺旋階段は4階までしか行けないので注意。ストレートなら良いけど大きめの音量で音楽流して全員で歌うとなると音割れ注意。ロビーにカウンターあるけど食べ物はバームクーヘンしかなかった気がする。アルコールの有無は不明。花はたぶんアレンジのみ。

■BIG TREE THEATRE

(キャパ︰167〜 最寄り駅︰池袋駅東池袋駅

池袋と東池袋のちょうど間くらい。周りにコンビニとかカフェとかあるので早めに行っても大丈夫そう。チケットもぎったところからわりと長い、というか曲がり角が多い。傾斜はかなりしっかりしてる。椅子は連結してるので脚を組み替えるおじさんとかいるとがたがたいうし、お尻にもさほど優しくない。お手洗いは古いけどきれい。

■BUoY 

(キャパ︰不明 最寄り駅︰北千住駅

これでブイって読むのよくわからない…。駅から徒歩10分ほど。かなり細道歩くけどわからないことはない、たぶん。わたしが行ったときは20席くらいだったけど常設の座席じゃないので増席し放題。地下しか行ったことないけど2階もアートホールらしい。

 

地方

岡崎市民会館あおいホール

(キャパ︰1100 最寄り駅︰東岡崎駅

キャパ以上に空間が広い。ロビーも広い。椅子は…普通…?あまり覚えてない。スタッフさんの多くが地元のボランティアらしくて和やか。出来心で二階席を買ってみたら想像以上にステージが彼方遠くだった。公式から客席内が見れるので確認してからをおすすめします。空席があるときは端の席を持ってると見やすい席に変えてもらえるっぽい。対象の席に紙が貼ってあった。アクセスは悪い。最寄り駅からもわりと歩く。あと東京↔岡崎で夜行バス出てるけど、朝晩(特に朝)の居場所がないので普通に名古屋を経由したほうがいいと思う。24hのマックも朝早いカフェも駅から徒歩圏内にはなかったはず。花も明るくて風通しよさそうなところに置いてもらえます。

■おかやま未来ホール

(キャパ︰〜609 最寄り駅︰岡山駅

イオンの中にあるので時間もつぶしやすいし、岡山駅から見えるくらいの距離だし、地下で駅とイオン直結なのでアクセスも良好。でも5階の奥まったところにあるので、ぎりぎりに行くとぎりぎりになる(語彙力)。A〜E列はパイプ椅子?なのでなくなることも。わたしが行ったときはA〜D列?のセンブロが丸々なかった。ステージ広いのでサイドも全然見切れない。椅子は連結してるし可動式なのもあってか隣の揺れはおろか、後列まで舞台上の振動が伝わることがある。椅子自体はふかふかというほどでもないけど1日6時間座っててもまあ大丈夫だった。後列だと音も微妙かも。個人的には前列サイド≫後列センター

サンケイホールブリーゼ

(キャパ︰912 最寄り駅︰大阪駅、梅田駅、西梅田駅北新地駅

エスカレーターめんどくさいけどロビーが綺麗で好き。お手洗いも使いやすい。なんとなくここのサイドはあまり好きじゃない。後ろでもいいからセンブロがほしいと思った記憶がある。2階の客席は入ったことないけど、ロビー2階の椅子が好きでたいていそこで手紙書いていた。終演後はすぐ追い出されるけど。あとはご飯の選択肢が多い。動きたくなければブリーゼ内にご飯屋さんあるし、お金なければ駅の方にカフェとかあるし、お酒が飲みたければ北新地とか行けばいいと思う。入り口前にスタンド花ずらっと並んでて綺麗!

博多座

(キャパ︰1454 最寄り駅︰中洲川端駅

あんまり覚えてないけどキャパの割にコンパクトで後ろでも見えやすかった記憶。東北から遠路はるばる行って補助席という仕打ちを受けたことがあるんですけど(断じて博多座のせいではない)、前に人いなかったし補助席と言いつつ椅子ふかふかだったのでまあよかったかな。ロビーにお土産屋さんとかいっぱいあって幕間もめちゃめちゃ楽しい!また行きたいな〜

 

キャガプシー 雑感

葛西臨海公園を奥に奥に進んでいくと、ふと現れるテント
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 中に入ると劇団おぼんろ『キャガプシー』の物語の世界がありました。

 

http://www.obonro-web.com/15

 

語り手の高橋さんに席を提案していただいた(自由席)のでそのまま着席、というか着座。なんと座布団。開演前は演者さんたちがお客さんに声を掛けたり写真撮影に応じたりしていて新感覚だった。あと飲食可だったからポップコーン売ってて、食べてる方に「ほんとに買ってる!」「歯に挟まるから気をつけろよ!!!俺は騙されないからな!!!」などと絡んでいらっしゃって自由だった。開演前の末原さんの「暑いとか寒いとかありますか?…あってもなにもできないので!自分のことは自分でやっていただいて!」気遣いと突き放し、飴と鞭。※一応膝掛けはいくらか準備あるみたいでした。

公演前にちょっとした導入があったんだけど、もうその導入から新感覚でがっつり掴まれてしまってそこから最後まで駆け抜けていった。

 

公演についてはネタバレしない程度に…

 末原さん演じるトラワレの、喜怒哀楽でいう『哀』の感情がめちゃくちゃ刺さった。哀しみを哀しみとわからないキャガプシーの、しかし確かに哀しみであるその感情が、ウナサレと出逢ってぐちゃぐちゃにかき乱されて変化していく様子が圧倒的だった。そしてスタイルがめちゃめちゃ良い。目の前に倒れてるとき呼吸してて(それはそう)、頭ちかちかした。高橋さんのウナサレも純真無垢そうで、でもわかっていることもある絶妙な部分が成り立っていてもどかしかった。少しずつ人形が完成していく様子もわたしはひとつしか気付かなかったけどあって、たぶん他にもあったのかな。わかばやしさんのツミは歌がとてもよかった、1回はまさに目の前で見ることができてますます心に刺さった。あとネズミの正体を知ってしまったときに一旦抑え込むところが痺れた、あそこ一旦持ち直すんだ…と。さひがしさんのネズミは、ネズミ!!!!まじで!!!!ここが!!!!1番!!!!衝撃でした!!!!!ネタバレなってしまうから言えないけど、はーーーーーずるい………絶対に好きになれないと思ってたのに最後後頭部がつんとやられたような衝撃に涙止まらなくなってしまってもうずっと明転しないでほしかった。昨日の開演前のわたしへ、ハンカチは出しておけ。

 

セットもすごかった。まず駅から会場まで導いてくれる道々のキャガプシー。そして原っぱの中にそびえ立つ大きなテント。10日ほどで公演が終わると撤去されてしまうということも相まって、まるで魔法みたい。中に入ると10〜20脚ほどのパイプ椅子とたくさんの座布団。テントの壁には傘がつるしてあったりジュロコロがいたり。なんと道々のキャガプシーやテントの布はお客さんから募集したものらしい。優しい世界。中央の大きな布は公演の中で形を変えていくけど、主張しすぎずいつも自然にある。客席の前後左右も舞台なので、座る席によって見える景色ががらりと変わりそうで、末原さんも「どこが良い席なのか、私たちにもわかりません」と仰った意味がわかりました。ぶっちゃけ「次見るならあの辺で見たい」というのはあったのだけど、たぶんそこで見たら「次はあっちだな………」というのが生まれる。無限。拝見したのは夜公演だったので暗くなるにつれて灯る明かりが幻想的だったのだけど、暗転し得ない昼公演も魅力的で気になる。

 

あと物販で電子マネーもクレカも使えますよ。天才的で財布の紐が消えますね。

 

いま、昨日までの自分とまだキャガプシーに出逢ってない人全員が羨ましい。それくらい素敵な出逢いだった。

とりあえず1度、行ってみてほしい。来週末までの魔法です。

焔の命 観劇雑感

オフィス上の空プロデュース 火遊び pray.08

火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」

5月11日(金)19時公演

公演後、物販にいらっしゃった脚本・演出の松澤くれはさんに「いま全然感想うまくまとまりません…………」とお伝えしたら「あとでSNSにでもぜひ!」と仰っていただいたのでよ〜し書いちゃうぞ〜!と思ったのですが、ツイッターに書けるテンションじゃなかったので久しぶりにブログを書きます。しかし結局全然まとまっていない。

楽しかったとか、観てよかったとか、そういうことを軽々しく言えない、でもたくさんの人に観て色んなこと考えてほしかった、そんな作品でした。観た人がどんなこと考えたかすごく気になって、観劇してからずっと「焔の命」でツイッター検索してるし引っかかったブログ全部読んだ。関係者か。

 

 https://uwanosora-hiasobipray08.jimdo.com

 

国内最大と言われたテロを取材するノンフィクションライターの視点と、テロの主犯格とされた主人公・真理子の語りを中心に話は進んでいく。

劇団のメンバーがテロ行為に傾倒していく過程がとても恐ろしく、だけどなぜか妙に納得してしまうような説得力があった。冷静に考えれば絶対におかしいのに、追い詰められていたり同調圧力があったりすると、あんな風に進んでいってしまうのを止められないのかもしれない。演劇をしたい、演劇で世界を変えたい、演劇で思いを伝えたいという信念から、自分たちが売れないこの世界を変えたい、ぶっ壊してしまいたい、どんな手段を使ってでも主張を伝えたい、と変化していってしまう流れが不自然なはずなのにどこか自然に感じてしまって恐ろしかった。起こってしまったことは絶対に許されることではないんだけど、では具体的になにがいけなかったのか、どうすればよかったのか、うまく答えられない自分がいる。

真理子の彼氏が言っていた「あそこで止めておけば事件は起こらなかった、そういうのはありません」という言葉がやけに残っている。事件は止めようのないものだった、と結論付けてしまいたくはないけれど、何が悪かったのかとは言えない、ひとつひとつの歯車が少しずつずれていってしまった結果でしかないのかもしれない。

劇中の言葉に反することを言うけれど、わたしたちと劇団員たちは違う。法の目で見れば最後はこちら側とあちら側の人間になってしまう。だけどやはり、その境目は非常に曖昧で、少しのきっかけで彼ら彼女らもこちら側にまだいたのかもしれないし、逆にわたしたちが些細なきっかけであちら側に行くことも当然ある。

 

劇団がなぜ売れないのかのくだり、どこまでリアルなんだろう。劇団やってる人ならまた違う視点で見えてそう。いやいや集客が悪いことについて「観客が育ってない」とか言われてもな!?と思ったけど、まあ確かに観劇って最初の一歩までが一番長いんだよなあ。時間もお金もかかるし、劇場まで行かなきゃいけないし。そうまでしても面白いって保証ないし。でも、だからこそ演劇なんだ!と熱く語っていた森さんが最後に演劇を捨ててしまったのが重かった。

 

余談ですが真理子と赤城さんの車でのシーン、以前似たようなことがあって、血の気と相手への好意が音を立てる勢いで引いたことを思い出したのだけど、後ろでわりと笑っているおじさんがいて、そうかここは笑いどころになるのか…………と勉強になりました。(?)

 

作中で人物として興味深いと思ったのは真理子の妹、伊玖子。姉とは反対に思ったことをずばずばと言う、けれどやりたいことはやれず、最後には「ピアノを続けたかった」と残して自殺してしまう。真理子のように爆弾を投げるのではなく、自分を殺すことで自分という卵を割ってしまった伊玖子。自分のために生きられなかった伊玖子が最後に死を選んでしまったのがとてもしんどかった。

 

最後のセリフに重みしかなかったのと、公演が終わってカーテンコールがなかったことで芝居と現実の境目が曖昧になって、なんとも言えぬ居心地の悪さというか、もしかしてお芝居じゃなくてひとつの出来事を今まさに目撃してしまったのではないかという気持ちにすらなってしまった。公演前に松澤くれはさんが「舞台上と客席に境目はない」ということも仰っていて、今回すごく『境目』という言葉について考えたなあと思う。『あの人はおかしいから罪を犯した、異常だから自分たちとは違う』『舞台と客席は別物で自分は客だから舞台をつくる立場じゃない(からスマホの電源をつけっぱなしにする、公演中に遠慮なく咳をする、等々)』とかって境目をひくのって便利だけど、無責任。実際に人間の感情や行動の過程に境目はなくて、最終的にどうだったかの違いでしかないのかもしれないと思った。

 

劇中のちょっとした言葉とかが松澤くれはさんの他作品とも少し繋がっているらしくて、その辺がわからなかったのがもったいなかったな〜と思うので、機会みつけて他の作品も観たいです。