日進月歩

文章を書く練習

12月観劇振り返り

ゲイジュツ茶飯

今回は落語が大枠のテーマ。見ているだけで目が回るほどの圧巻の速台詞から軽い小噺までいろいろあって楽しかったです。ラストの『赤い靴』は先日のタイムトリロジーとはまた違った雰囲気になって面白かった!

美少年

またひとつ柿の最高峰を見た。目眩がするほどたくさんのセリフが濁流のように押し寄せてきて濃密すぎる時間でした。セリフ量なら3時間分くらいありそう。『美少年』というタイトルなのに美少年が居ない劇団(by主催)だけど、美少年が居てもあの4人がいないと出来ない作品だった。いやでも加藤さんは美人だと思うのであの終盤は好き。突然残業になって乱痴気をぶちってしまったのが2018年最大級の後悔。

ジーザス・クライスト・レディオスター

2017年のIWGPに続き、わたしは年末に染さまを見るという決まりでもあるのだろうか…?良くも悪くも西田さんの笑いだなーというかんじでした。唯一の?ツッコミ染さまが笑ってしまって1番散らかしてる大ボケ担当のやましげさんに「おまえがしっかりしないと作品が成り立たないんだ!!!!!」と喝を入れられていたのは笑った。ラジオ局を舞台にした作品ということで『太陽のかわりに音楽を。』をそもそも思い出しながら見ていたせいもあるのかもだけど山場が似ていた気がした…。なっきいかわいい。

セントボーイズ

笑い納めしてきました。いっぱい笑って最後少ししんみりするけどでもやっぱり笑顔で会場を出られる素敵な作品だなあと思いました。オリジナルミュージカルで歌も踊りもあって距離も近いから熱量も凄くて楽しかった!クリスマスにちなんでプレゼントということでお客さんからのお題にいくつかアドリブで応えてくれるシーンもあったんですけど、お客さんのハードルが高くて(Adobeが欲しい、とかあった)もはやお題の時点で笑っていた。わたしは「雪が欲しい!」って書いたんですけど見事に読んでいただいて、まあこれも困ってましたけどなんか気圧とかどうにかして雪降らせてくれました。笑

カスタネット

BAR野良での公演で観劇納め。Wキャストの片方しか見られなかったの残念だったけれど、ずっと見たいと思っていた末原さんの作品なので嬉しかった。元はひとり芝居なのだけど今回は三人で、以前に二人芝居で公演した人たちもいて、人数という点だけでも可能性がたくさんあるのでまたどこかで公演があったら見に行きたい。子供の頃のドブロクと大人になってからのドブロクが歌うところが涙腺直撃。冒頭の言動が終盤にも出てきて、その見え方が物語に出逢う前後で全く変わってくるという物語の組み立て方が好きだなあと思った。

 

こうやって振り返ると12月はたくさん笑える作品に出会えて良い締め括りでした。来年も素敵な作品とたくさん出逢えるように社会人がんばります。アパートの更新料のこと忘れててめちゃめちゃブルーです。