日進月歩

文章を書く練習

1月観劇振り返り

モマの火星探検記

まだ地方公演残ってるのであれこれ書くのは全部終わってからにしますけど、まだ見られるチャンスがあって悩んでいる人がいたら、ぜひともチケット買って見てほしい。あと大阪と福岡で公演します(全公演チケットまだ買えます、当日券も出ます)。

前回見逃したという人ももちろん、前回見たという人もきっとまた感じるものが変わると思うので。個人的にはけんけんさんのホルストさんが感情ダイレクト型で心臓掴まれる日々。

少年社中・東映プロデュース「モマの火星探検記」

 

騎士竜戦隊リュウソウジャーショー 第4弾

観劇?なのか未だにわからんけどとりあえずカウント。いよいよ第4弾から素面回もあり。テレビ版は脚本とか色々言われてるし、まあそれなりに思うこともあるけど、なんやかんや歴代上位に入るくらい好きな戦隊なので終わりが見えてくるのが寂しい。ここで遂に初めて生でバンバ様を見てしまい、あまりにも格好良くて涙が出た…。しかし岸田さん(バンバ様の俳優さん)は岸田さんで、ちびっこの声援に泣きそうになったと自己申告していて尊い…と拝んでしまった。

 

DECADNCE 太陽の子

DisGOONieの船に乗ってきました。やけにグッバイジャーニー見たくなるなあと思っていたら、どうやら繋がってる部分もあるようで。仕方がないんだけどパンフレットにも円盤にもその辺りの言及が無いので、ぐるぐる考えるしかできない。グッバイジャーニーにもパサドという登場人物がいたので、立ち位置としては似たものがあるのかな?とか、「魔女なんて居ない」という台詞とか。月の子であるマリウスが、従者であるカヤルに「お前の前でだけは月ではなかった」って言うのが切なかった。大切な友人にも、全てを懸けて守りたい姉にも、しかし自分のなりたい自分を見せられないマリウス。ていうか最後の暗転の瞬間にマリウスが目を閉じて首がかくんと折れるのエモすぎんか?そしてカヤル役の中村誠治郎さんの殺陣が好きすぎて、は???カヤル様が負けるわけなくないですか????という中村誠治郎信者してしまう。いやでもやっぱりわたしの理解力では乗船1回だと色々足りないな…。

 

る・ぽえ

ふわっと見たいが溜まっている役者さんたちが集合していたので。高村光太郎萩原朔太郎中原中也という3人の詩人を中心に展開する3つの物語。

高村光太郎 智恵子抄

つーじーさんの儚くてでも芯があって、だけどそれも今にも折れそうな繊細さが胸にきた。周りで4人が詞を暗証するんだけど、4人も居るのに逆に高村光太郎の孤独が際立つのが凄いと思った。アフトで碓井さんが、日々つーじーさんに引き摺られて感情が出そうになるのを抑えていたみたいな話をちらっとしていて、なるほどと思った。

萩原朔太郎 月に吠える

明るいのに底が知れない暗さもあって、自分からすると木ノ本さんというとどうしても仮面ライダーアクセルの竜くんなので、こういう引き出しの部分をじっくり見られたのすごく良かった。

中原中也 中也と秀雄

1番好きだった。好きというのも変な感じだけど。何に対してなのかもわからないままひたすら拳を握り締めて涙が流れる時間だった。痛切でダイナミックで、目の離せない中也だった。すごく感覚的なお芝居してるようにも見えるんだけど、碓井さんご本人はかなり技巧派というか緻密に組み立ててお芝居している人みたいで、それがすごくおもしろいなと思った。あと3作ともなんだけど、碓井さんの衣装がめちゃくちゃ好き。