日進月歩

文章を書く練習

2月観劇振り返り

モマの火星探検記

別記事書きます。最高だった。

騎士竜戦隊リュウソウジャーショー

第5弾、素面公演。

ガイソーグが出てくるっていう前情報の段階で感無量だったのに想像以上のものが出て来て初日から毎回泣いていた。ナダがマデンに「うちの可愛い子ら」とか言うのズルくて心の中で(お前のそういうところがホンマに嫌いやーーーーー!!!!!)と叫んだ。本人たちには言わないくせに。好き。「正義に使える7本の剣」で名乗りだったのとか、ナダが言う「俺はもう、リュウソウジャーや!」とか、テレビ版を思い起こさせる最期とか、テレビ版の無念を晴らしつつテレビ版の傷をえぐるスタイルだった。あと個人的に日々「俺はもう、リュウソウジャーや!」の声に重みが加わっていくのが非常に好きだった。素面のアドリブは全くない日と暴走してる日があって、何故こんなに違うのだろうと考えていたけど答えはわからず。ともあれバンバ様の喉がパーティーしなくて良かった…。

しかし何が辛いってコロナで後半3分の1ほどの公演が中止になってしまったこと。Gロッソでの戦いを最後まで見送りたかった。FLTは無事に開催されてほしいんだけど4月の世界はどうなることやら。

DisGOONie Fes

観劇ではないけど。直近のデカダンを中心にDisGOONieに出演経験のある役者さんを集めたお祭り騒ぎ。だるまさんが転んだ(+借り物競争)に始まり、過去作品のパロディと思い出話と質問コーナーと独白。

パロディはほんととにかくひたすらふざけてて、DisGOONieの千穐楽のアドリブが延々と続く感じだった。突然の娘・ミツコ、誰も演説を聞いてくれないので癇癪を起こすマリウス様、ガールズに負けまくる殺陣治郎、狂気のエドモンド大佐、などなど。ミツコの登場に良子さんが笑いを堪えられなくなってたのめちゃくちゃ可愛かった。そんなかんじでだいたいげらげら笑っていたんだけど、だるまさんが転んだのスタートでながつがバルコに出てきて客席に手を振って、みんなが手を振り返したのを見てグッときたり、谷口賢志の独白でボロボロに泣いたりした。

はじめの一歩

この観劇の直後にリュパパトという嵐を見てしまったので全然感想ツイートできてなかったんだけどすごく面白かった!原作については落ち葉を掴む特訓を片手でクリアしちゃうエピソードくらいしか知らずに行ったけど、それ見られたのアツかった。原作が長編だとあるあるだと思うのが、やっぱり舞台になると削られるエピソードがたくさんあるということで、でもこの作品ではそういう場面で「えっ説明で終わるんですか!?」「ここからが良いところなのに〜!?」「しょうがねえだろ全部やったら何時間かかると思ってるんだ!」的なやり取りがあって、原作愛…と思ったら脚本演出がアニメはじめの一歩で一歩の声優だった喜安さんなんですね。そりゃ愛しかないわ。

背景のプロジェクションマッピングが漫画調になることが多いのもすごくわくわくした。前述の落ち葉のシーンとか、試合の効果音とか。特にヴォルグのパンチでひびが入るような演出がかっこよくて大好きだった。役者さんたちはもともと鍛えている人が多かったみたいなんだけど、この舞台のために筋トレ減量増量とかなり追い込んでいる人たちばかりで、情熱を感じた。舞台で見る筋肉も迫力あったしSNSで日々上がる写真もみんなバキバキでこれはなんの写真?という気持ちになったりならなかったりした。あと個人的に松田凌さんと言えば仮面ライダーグリドンとイーヴだったのでOPの鋭い眼光と本編の強敵感とアフトのゆるさ(なんか一瞬出てきた)が全部新鮮だったのとR以来に見て初めてお芝居してるところ見た才川コージさんがすごく良かったなと思いました。ヴォルグの孤独とか切なさが辛くて完全にヴォルグを応援していた。なのにアフトで無駄にバク転バク宙してて和んだ。

この他にも速水ガールズとか試合前の掛け声とかめちゃくちゃ楽しかったのでぜひ再演してほしい。

27 -7ORDER-

真田さん、主演でほぼ出ずっぱりかつ二役ということですごく精神が削られそうな立ち位置だったんだけど、最後までお芝居の真ん中に居て頼もしかった。しかし2日目に見に行ったんですけど、既に真田さんが満身創痍という感じだったので動悸と目眩がしたし、真田さんのお芝居が好きだなあと改めて思った。

さくらば 絆、果たせぬ誓い

絆編と油小路編があって、絆編を見てきました。

新撰組の話で、知識全然無いけど大丈夫かなーと思いつつ予習もせず見に行ったけど、普通に楽しめました。油小路編が前編にあたるらしく、「お、お前はあのときの…!」みたいな下りではてなマーク出たけど、まあそれは仕方がない。史実とは違うであろう部分も多かったのでこの作品が新撰組好きの目にどう映るのかはわからないけど、色んな角度の人間ドラマがあってとっつきやすかったと思う。

音楽劇 白と黒-purgatorium-

七つの大罪になぞらえたキャラクター設定で、ABCDと4つの物語があって、そのうちの2つが回替わりで上演されるというスタイル。B(憤怒×慈悲)とC(怠惰×努力)の回を見てきました。でもこれAが全部の始まりの物語にあたるらしくて、それ回替わりで良かったんか???となっている。それとは別にエピローグもあったのでわからないことはなかったですが…。

Bはざっくり言うとゲームの世界でかつての幼馴染とお互いと知らないまま再開して、本音でぶつかり合う話。サバゲーの時間が長くて(体感)、なんの舞台を見に来たのか忘れた。ジュウオウジャーで操役だった國島さんがラファエル(慈悲)役なんだけど、現世に行ったときのラファエルがネガティブ入ったときの操すぎてなんの舞台を見に来たのか忘れた(2回目)。Cは新しい大陸を探す双子の兄弟の話。コロンブスの卵のエピソードがあったから、そういう背景ってことでいいのかな。こっちは現世に降りても天界での性格ほぼそのまま。性格が対になる白天使と黒天使が現世に降りて、そのときに性格が逆転したりしなかったりするみたいなんだけど、良い意味を持つ白天使と悪いと言われる意味を持つ黒天使は実は表裏一体である、というメッセージなのかな。ルシフェル(傲慢)とミカエル(奇跡)がBCどちらにもちらほら出てくるんだけど、ルシフェル役の岩永さんの脚が長すぎてほぼ脚見てしまっていた。びっくりした。