日進月歩

文章を書く練習

2023年6月15日

目が覚めたとき、動画でのしょうきくんの顔が浮かんでまた泣いた。あんな顔してほしくなかったのにな。

 

7のカメラさ、最後いきなり2人ずつになったのは、14日にこのお知らせをするためだったのかな。本当にぎりぎりまで引き止めてくれていたんだろうな。でもどうしてこの日だったんだろう。ねえそもそも本日をもってってなに?言えなかったのかもしれないけれど動画じゃ日付も言わなかったよね、決まってなかったのかな、なにかそんな焦ること、あったのかな。お別れもゆっくり言えないような、みんなが見せたことない顔して動画まわさなきゃいけないような、なにか。最後のイベントなんてガラじゃないのかもしれないし、最後と思ったらきっともっと別れ難くなってしまうだろうけど、せめてもう少し、もう少し時間くれてもよかったんじゃないのと思ってしまう。せめて、メンバーだけでも笑って見送れるような、笑えなくても心の底からいってらっしゃいって言えるような時間。

 

美勇人さんを一番に見てたわけじゃないわたしだってこんなにつらいのに、美勇人さんを一番に見てきた人や、ましてやメンバーがどんな思いしてるのか、これからどんな気持ちでやっていくかなんて美勇人さんがきっと一番わかってたのに、それでもこの選択をしたんだよね。

それでいいよなんてわたしはまだ言えないし言える日がいつかくるのかもわからないけど、それだけの気持ちで選んだってことだけは忘れたくない。もちろん美勇人さんの人生だから誰かの思いのためになにかを我慢してほしくなんてないけど、それをひっくるめてこの道を選んできたわけだから。

 

納得なんてできないけど、でも誰よりも一緒にいた6人がその手を離すことを受け入れたならわたしは7ORDERについていく。でも、でももしその手を離したのがしょうきくんだったら?そう思うとわからなくなっちゃうな。なにが正解なんだろうね。選んだ道を正解にするしかないんだよね。

 

1人を、美勇人さんを欠いたことで7ORDERがだめになったなんて絶対に思われたくない、でも美勇人さんがいなくなった7ORDERに対して、そのパフォーマンスに対して満足してしまう未来がくることも怖い。

 

長島さんが辞めたとき、どう思ったのかなあ。それでもこの選択をしたんだよなあ。

 

7ORDERじゃできなかったことってなに?なんでもやるんじゃなかったの?しょうきくんを見てよ、20歳を超えてから始めたサックスをこんなに熱くかっこよく演奏するまでになったんだよ。はぎちゃんを見てよ、趣味も充実させながら舞台だって声優だって挑戦してる。顕嵐ちゃんを見てよ、映画にも舞台にも出て、独演会までしてる。ながつを見てよ、ツアーやりながらキーボード背負って全国旅して、今度はドラマにも出るよ。さなぴーを見てよ、音楽だけじゃなくてゼロから映画作っちゃったんだよ。安井くんを見てよ、プレイヤーとして輝きながら裏方としても7ORDERの道を拓いてるよ。美勇人さんだってダンス磨いてファッションのお仕事もして、ここでもまだきっとなんだってできるよ。いなくならないでよ。なんでもやるから7ORDER projectなんでしょ。

もちろん美勇人さんのやりたいことが具体的にわかるわけじゃないから、年に1〜2回のツアーと楽曲リリースをしつつできることってどれくらいあるのかもわからないけど。でも、言うべきじゃないってわかってるけど、ある程度人気が出たらそうなるって、わかってたんじゃないの最初から、7ORDERを軸にしたらって。でもそう考えられなくなっちゃったんだよね、わかってるつもりなんだけどさあ。こんなこと言いたくないのにね。7ORDERより大切にしたいものができたことを喜べなくてごめんね。

 

これ、ちょうど2年くらい前の話。もしかしたらもうこのときには、話があったのかな。しょうきくん、7ORDERを諦めないって言ってくれてありがとうね。

 

あのときを、なにがなんだかわからないままぐるぐると過ごした半年を思うと、6月14日は笑えないけど笑っちゃうくらい一瞬だった。あのときも、まあ退所が当日発表だったメンバーはいたけれど。週刊誌だとかネットの噂だとか、なんかそういうのにわたしたちが振り回されたり苦しんでいたのもわかってたのかもなあ。今回は彼らの、彼らだけの嘘偽りない言葉と姿で、真っ先に届けてくれたのが、彼らの優しさ誠実さ愛情なんだなって思う。それを許してくれたスタッフさんたちにも、感謝だな。関係者談、みたいなの、なかったもんね。

 

安井くんが今回のツアーで「楽しかった〜!」って言ってくれることがすごく多くて、ツアー自体は過去最大規模で客席降りだけじゃなく声出しまでできて懐かしい場所にも立って、肩の荷が降りるじゃないけど(肩の荷はたぶん背負ったままだね)、楽しい気持ちがそれを超えてたのかなって思ってたんだけど、それだけじゃなかったのかなあなんて思ってしまうな。あめはじのときにしきりに言っていた「"また"始めよう」「"何度でも"始めよう」「始めることを怖がらないで」、美勇人さんへの、そして7ORDERへのエールでもあったのかな。安井くんが大島の中学生たちに言った「1番大事なのは7ORDER」、どんな気持ちだったんだろう。

 

人生は何かを成すには短いね。

 

今日、7ORDERの曲を聴けなかった。動画も見れなかった。1日に1回も見ない聞かないなんていつぶりだろう。でもずっと耳の奥で声が鳴ってる。しんどい。

 

supermanの歌詞を思い出した。

「What is a dream 答えられない そんな大人にはなりたくない」

 

さなぴーがGet Goldの最後、ギターをセンステ真ん中に置く姿を今でも鮮明に覚えている。ステージの上で人生を終えるような、激情。この人たちは全員でずっとステージの上にいてくれるんだと思っていた。あの瞬間の熱を信じてた。

 

DUALツアーオーラス、LIFEだったね。

「Don't look back」

どんな気持ちで歌ってたんだろう。

振り向かないで。戻ってきて。行かないで。前を向いていて。どうしたらいいんだろうな。

 

日本映画naviを改めて読んだ。このタイミングでこの発表が出るって、なんだろうね。さなぴーは諦めてなかったけど、もしかしたらこのときのわたしたちのために言ってくれたのかなとも思う。